今までは今までこれからはこれから

お疲れ様です。

本日は飲食事業部の新規事業のお仕事で朝からat大阪のブランシェグループの鈴木です。

美味しいPIZZAの窯でお世話になっているこちらの企業のLaboへ。

イカつい感じのエントランスが毎度毎度のことながら僕らをビビらせる。

今回の先生もなかなかのイカつさ。

ちなみに先生は右側。

左側は今日の僕の相棒のみちこさん。

先生は、ガタイこそイカついものの、笑顔がスマイリー且つcuteなMr.ギャップと言っても過言ではないパン業界を牛耳る重鎮。

思わず「師匠」とお呼びするほどのお方です。

このお師匠様は、パンの業界にもう40年以上も関わって見えるというから、もう既にその存在が「パン」なのではないかと思うほどに「パン」に詳しい。

今までの業界の歴史も、今のトレンドも素人の鈴木にはどれも刺激的で、色々と教えていただいた。

僕は、「へぇーーーー」「ホぅ〜」「凄いですねーーー」しか言ってない気がする。

それぐらいお師匠様の話は興味深く凄い。

僕が何よりも師匠から感銘を受けたのは、その知識もさることながら、その知識のバージョンアップを常に怠らないプロ意識でした。

僕の勝手なイメージですが、キャリアのある職人気質の方は今までの自分のやり方を否定されたくないから、新しいものは受け入れる事を「否」とする。そんな勝手なイメージ。

「俺らの若い頃はなー」

「今までこのやり方でやってきたんだからー」

基本こういう枕詞がついてから会話が始まる。

そんな勝手なイメージ。

でも、お師匠様は過去ではなく、今の一番良いやり方を取り入れるのがベストだというし、事実そうしてみえる。

これ、パンを焼いているところ。

今までのパンの焼き方ではないらしい。

強いて言えば大型の電子レンジみたいなものだから。

もっと大きな、オーブンで焼くのが今までのやり方らしい。

こんなに近くに置いては焼きムラも出るし、どうやらダメらしい。

それもこれも今までは。

ね。

でも事実、この焼き方で焼いたパンは耳も薄く、めちゃくちゃ美味い。

美味い且つ、綺麗に焼けた。

ね。

このように。

やり方は時代とともに変化すべきだと僕は思います。

なぜならば、やり方だから。

ゴールではなく手段だから。

ゴールは普遍的なものでなくてはならないが、手段は世の中の変化や、道具の進化など、常に変えながらバージョンアップを繰り返すべきだと思う。

ただ、今までのやり方に縛られて変化を拒み続けたら、いつしかゴールよりもその手段を頑なに守ることこそが、ゴールになってしまって、何のために取り組んでいたのか訳わからなくなる。

そうなると、自分の今までを否定されたくないとか、そういう話を持ち出してくる。

そんなことよりも、これから先どうするのか?

変化する世の中にどう対応していくのかのほうが、生き残りをかけた真剣勝負には必要なのではないかと僕は思います。

昨日の豊橋でも同じような話があった。

今までのカット教育の方法を見直すべきだという、これまた師匠がいて。

その師匠はとんでもない天才であり変態で。

でも、目指すべきゴールは全くぶれない。

ただ方法はどんどん変わるし変える。

あんまりコロコロ変えるもんだから、現場の責任者はスタッフさんから「嘘つき」扱いを受けるほどだと言う。

でもそれで良いと。

そうパンの師匠もカットの師匠も笑顔でのたまう。

どちらも素人の鈴木はただただうなずくばかり。

「へぇーーーー」「ホぅ〜」「凄いですねーーー」

とか連呼しながら。

今までは今まで。

これからはこれから。

これで良いのではないでしょうか?

僕はそう思います。

さて、明日も良い日にしよう!!!!

では!!

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