STORY
お疲れ様です♪
「もう直ぐ、ボジョレーですね〜」と酒屋のお兄ちゃんに問いかけられ、「今年のはどうですかね〜?」とあたかもインテリな雰囲気を醸し出しワイン通ぶってみる、最近赤ワインをこよなく愛するブランシェグループの鈴木です♪
はい、わたくし、ここ3ヶ月ぐらいでのエセ赤ワインファンですが何か♪
と、そんな鈴木は先日のタイルの話をもう少々引っ張りたいわけでして。
今晩もお付き合いください♪
はい、今晩はこちらのハンガーの話。
写真の右下に「乾燥中」とあります。
そうなんです。
これは、我々鈴木ファミリーの血と汗と涙の結晶で完成したオリジナルハンガーを乾かし中の図なのです。
¥500払って、フォトフレームとか、僕らみたいにハンガーとか、先方のタイル屋さんが用意してくれたものに自分が好きなようにタイルの装飾ができるという企画。
作り終えた人たちがみんなこの「乾燥スペース」へ持ってくる。
よって、どれが誰のかわからなくなるということで、付箋に各自名前を書くことが暗黙のルール。
はい、こうなります。
鈴木(笑)・・・。
僕バージョンなら
鈴木(貴)となりますが、この方が面白いので我々ファミリーは当然そちらを選択するわけで。
ただ、このまま行くと彼が小学校になる頃に、怒られる可能性大でございます。
「とーちゃん!学校でみんなに笑われるじゃんか!!鈴木(笑)とか!!変な名前付けやがって!!」
まだ判決が下されるまで4年もあるので、今から彼を論破できるだけの準備を確実に用意しておこうと思います。
と、今晩はこのハンガーの話でしたね。
僕らがこのハンガーの対価として支払ったのは¥500。
でも、このハンガーにはそれ以上の価値があるんです。
それは、「息子を中心にみんなで作ったハンガー」ってところに僕には大きな価値を感じているからです。
例えば、この原価が500円のハンガーを新品のまま、見ず知らずの人に販売するとします。
いくらで売れますかね?
タイルもヨレヨレでまっすぐ貼れていないし、枠からもはみ出しちゃってる・・・。
そもそも製品としては「不良品」なわけです。
おそらく、不良品なので、正規商品としての価値は500円もないかもしれない。
せいぜいあっても200円かと。
そうなんです。
「綺麗なタイルが貼ってあるハンガー」というモノに焦点を当てるとこのような判断になるわけです。
でも、僕には200円の価値しかないなんて納得がいかないわけです。
こんなに素晴らしいモノ。
このハンガーにはお金じゃ買えない価値があるわけです。
僕にとっては。
僕ら家族には。
そう、そこには“ストーリー”があるのです。
価値を商品のスペックで判断するのではなく、そのモノにまつわるストーリーで判断するのです!
「家族で作った」
これこそがストーリー。
そこに僕らにとっての大きな価値がある。
僕らの美容やネイルの仕事でもそうじゃないかな。
誰がするサービスなのか?
これが大事なんじゃないでしょうか?
そうじゃなきゃ、1000カットとか、ただ流れ作業で行う激安ネイルサロンで十分だと思う。
僕らはまず僕ら自身に価値を付けなきゃ。
ただその価値のつけ方は、その人次第。
その人の魅力が全面に発揮できていたらそれでいい。
例えば、昨日情熱大陸に出てたHana4さんがしてくれるネイルは相当価値が高いものだと思います。
TVにも出てるわけだし。
Hana4さんみたいにまずは自身の価値を高めないといけないというわけです。
ただ、こんな考え方もあります。
最近髪型が大人しくなってきたメンズネイリストであり、卓球男子メダリストの彼がしてくれるネイルと、Hana4さんのネイル。果たしてどちらが価値があるだろうか?
当然、一般的な判断としてはHana4さんとなるわけですが、彼にも毎月100名以上の指名のお客様がみえます。
彼を支持してくださるお客様です。
そのお客様は、彼の技術だけではなく、きっと彼自身の人間性を高く評価して、ご指名をしてくださっているのではないかなと僕は思います。
技術は、自己を表現するものの一部でしかないんです。
その人自身の生き方、その人自身のストーリーが、人に共感していただけるかどうかが僕は大切だと思います。
STORY。
大切だなと。
自分自身のSTORY作らなきゃ。
まずは、そんなSTORYのある人になろうと思う。
ぶれないストーリーのある生き方をしようと。
僕は強く思います。
さて、明日は美容師さん二人と共に東京へ。
いい感じに早い時間の集合ではありますが、今晩もワイン、楽しみたいと思います♪
では♪