物の価値

お疲れ様です。

おうち時間を“読書”にあてておりますブランシェグループの鈴木です。

ちゃんとした本も読みますが、最近は専らこれ。

「三国志」by横山光輝

この漫画は僕が子供の頃、弟と一緒にせがんで親父に買ってもらった漫画。

全60巻の超長編漫画。

これは、中国の歴史の話ですが、登場人物一人ひとりに強い個性がある点に惹かれ、また当時から歴史好きだったのもあり何度も読んだ記憶があります。

しかしながら、引越しやらなんやらで、売ったのか捨てたのか、もう僕の家にはありませんでした。

が、この度中古で全巻購入。

懐かしさのあまりにポチッとボタンを押せば翌日には手元に届いておりました。

届いた時の嬉しさと言ったら、、、

本棚に並べている時の征服感と言ったら、、、、

最高ですね♪

“懐かしさのあまり”といえば、これも買いました。

ラジコン♪

小学校の頃、めちゃくちゃラジコンが流行りまして。

そう今から、40年近く前。

その時に欲しかったけど買ってもらえなかった「マイティフロッグ」ってラジコンをこちらもwebでポチッと。

こちらも届いた時の感動と言ったなかったね、、、、、

“感慨深い”と言うのはこの事か!みたいなテンションでした。

最高です!!

本当に。

これら二つの買い物には共通点があります。

それは「過去の思い出」を買ったと言うもの。

そしてその行為自体が「最高!」だと言う事。

中古の漫画、ラジコンにはそれぞれその物自体の価値がある。

しかしながら僕にとっては、この二つはその物の価値以上の価値がある。

そう、それが「思い出」

1万円の物には1万円の価値が。

これは当たり前。

でも、物自体の価値は1万円だが、プラスアルファ人の気持ちをくすぐる何かがあればそれはそれでその物自体の価値を大きく伸ばす。

今回の僕の「思い出」のように。

例えば、美容院の施術もそう。

カットは5,000円。

でも、その人に似合うようにスタイリストが徹底的に考えたそのスタイルはもはやプライスレス。

料理もそう。

パスタランチは1,000円。

でも、僕の苦手な”きのこ”を違う物に変えて作ってくれる配慮はもちろん1,000円以上の価値がある。

物の価格的な価値だけに捉われすぎると、お客様へのサービス提供が雑になる。

そのサービスに一言添えるだけで、相手の感じ方や捉え方が大きく変わることもある。

その人が好きなものは何か?嫌いなものは何か?

嬉しいと感じるポイントは何か?苦手なことは何だろうか?

提供するサービスに少しだけ思いを乗せたら、相手の感じ方は大きく変わると思うから。

そのためにも、相手のことをよく知るところからが大切だと思う。

僕にとっての三国志がどんな物なのか?

ラジコンもどんな価値があるのか?

ここがわかっていたら、相手への感動ポイントは大きく積まれますから。

相手のことをよく知る。

これは、僕の組織づくりの大切な土台。

だから、ひたすら面談を繰り返す。

相手のことを今まで以上に知るために。

新規事業や、新たなプロジェクトなんかを立ち上げる時もそう。

まずはチームメンバーの面談から。

会社が大きくなればなるほど、優れた人材が必要だと”孔明”も玄徳に説いています。

最初から優れた人はほんのごく一握りかと思うので、優れた人に成長できるように、しっかりと相手と向き合い共に成長していきたいと三国志を読みながらそんなことを考えます。

今晩は、物の価値と相手の喜ばせ方について少々語らせていただきました。

では!!!!

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